妊活開始(プレ妊活含む)~妊娠初期(13週まで)の葉酸サプリは、「葉酸サプリ選び方:時間とお金を無駄にしない5つのチェックポイント」を基本にしつつ、次の3つのポイントを満たしている葉酸サプリがおすすめです。
- 狭義の葉酸が400μg配合されていること
- ビタミンB群8種類すべて配合されていること
- 鉄の配合量が10mg以下であること
ひとつずつ解説します。
1.狭義の葉酸が400μg配合されていること
狭義の葉酸が400μg配合されているかチェックしてください。
なぜなら、赤ちゃんの健康を維持するための「ベスト」な葉酸の種類と量だからです。
日本はもちろん、アメリカ、カナダ、オーストラリア、オランダ、韓国……(挙げればキリがない)これらすべて狭義の葉酸400μgを国家レベルで推奨しています。圧倒的多数派です。
「食事性葉酸(天然葉酸)」や「800μg」「480μg」などは、妊活~妊娠初期にベストな葉酸ではありません。葉酸サプリメーカーが勝手に「セールストーク」として使っているだけです。
「天然のほうが良さそう」「量が多いほうが良さそう」という消費者心理を巧みに狙った典型的なマーケティング戦略です。
企業の売上げアップ戦略に踊らされることなく、世界中の公的機関が採用しているデータを取り入れることを強くおすすめします。
2.ビタミンB群8種類すべて配合されていること
葉酸はもちろん、葉酸以外のビタミンB群(ビタミンB1・B2・B6・B12、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン)すべて配合されているかチェックしてください。
なぜなら、ビタミンB群は1つのチームとして、みんなで協力し合って働く栄養素だからです。
チームに欠員が出てしまったら、チーム全体のパワーがダウンして、葉酸が体内で効率よく働いてくれません。特に、ビタミンB12は葉酸が体内で働く形に変換される際に「必須」です。
厳密に言えば、ビタミンB12、ナイアシン、ビオチンは食事のみでも推奨量に足りています。ですが、あくまで平均値です。その日の食事内容によっては、足りていない日も出てきます。
なので、葉酸がもっと重要な妊活~妊娠初期は、ビタミンB群8種類すべてまとめて摂れる設計の葉酸サプリにしておくと毎日安心です。
3.鉄の配合量が10mg以下であること
鉄の配合量が10mg以下かどうかチェックしてください。
なぜなら、妊活中や妊娠初期に10mgを超える鉄を補う必要ないどころか、デメリットのほうが大きくなるからです。
鉄は過剰に摂取をすると、活性酸素の原因になります。活性酸素は妊活の天敵です。妊活関係なく、健康にも美容にもよくないです。
詳しくは「私なら飲まない…プロが避けるNG葉酸サプリ13の特徴」で解説しています。
「15mg」や「21mg」など配合している葉酸サプリが売られていますが、理由は簡単です。鉄の需要が増える妊娠中期以降も継続して買ってもらうためです。
つまり、妊活中や妊娠初期に必要ない量を「企業側の都合で」飲まされているのです。「一度買ったらずっと同じものを飲めます♪」じゃないんです。
栄養素の推奨量は時期によって変わりますから、必ずボロが出ます。
なので、今の時期に必要な量(5mgで十分)が摂れる葉酸サプリを選ぶようにしてください。
妊活期~妊娠初期におすすめの葉酸サプリTOP3
妊活期~妊娠初期の葉酸サプリは、以上3つのポイントに、基本のポイント5つを加えた内容を満たしているかどうか、チェックしてみてください。
……と言っても、そんな面倒なことやってられないですよね。
安心してください。私があなたに代わってチェックしておきました。妊活期・妊娠初期におすすめの葉酸サプリTOP3は、下記のとおりです。
第1位:プレミン
- 狭義の葉酸が400μg配合されている
- ビタミンB群8種類すべて配合されている
- 鉄の配合量が10mg以下(5mg)
第2位:mitete葉酸サプリ
- 狭義の葉酸が400μg配合されている
- ビタミンB群が
8種類7種類配合されている - 鉄の配合量が
10mg以下(15mg)
第3位:mamaru
- 狭義の葉酸が400μg配合されている
- ビタミンB群が
8種類7種類配合されている - 鉄の配合量が
10mg以下(15mg)
他の時期の葉酸サプリも見てみる?
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